飲食店の集客~無料で店舗情報を掲載できるサービス~

無料で掲載できるものは利用する
お店の情報を無料で掲載してくれるサービスは、有名なものから、あまり知られていないものまで数多く存在します。
人知れずサービスが開始され、いつの間にかサービスが終了しているという事も良くあり、全てのサービスを利用しても効果は無いですが、効果が少しでもあるなら十分登録する価値はあると思います。
焼肉-kai-でも十数個の無料サービスに掲載しています。
大手ポータルサイトの有料会員の効果には及びませんが、無料掲載サイトからでも集客効果はあります。
もちろん、全く反応が確認できていないものもありますが、無料掲載サイト経由でお店のホームページを訪問してくれた方や、口コミを書いてくれた方、ご来店いただいた方など、無料掲載サイトでも反応はあります。
登録する手間はかかるものの、無料で掲載してお客様に来ていただければ儲けもんですよね。
サービスを提供する側も、多くのお店の情報を掲載しなければサイトの価値が上がりませんし、毎月の掲載料で収益を上げる以外にも、最近ではサイト内に広告を掲載する事で収益を上げる方法も見られるため、無料での掲載が可能になっているのだと思います。
そういった無料サービスで集客できるため、利用をおすすめしたいのですが、登録しただけで更新を怠ってしまうと、過去の『古い情報』が掲載された状態になり、閲覧者の方やお店に不利益をもたらしかねないため、必ず定期的に更新するようにしましょう。
焼肉-kai-で利用しており、『集客効果』のあるサービスをいくつかご紹介したいと思います。
無料掲載可能な効果的なサービス
焼肉-kai-でも利用しており、『無料掲載可能』かつ『集客効果』のあるサービスをいくつかご紹介したいと思います。
01Googleマイビジネス
完全に無料で登録・掲載することができ、無料で掲載できるサービスの中で一番おすすめしたいのが、Googoleマイビジネスです。
以前のGoogleプレイスやGoogle+ページなどが統合されたサービスです。
お店情報が目立つ場所に表示される
焼肉 -kai- を例にあげてご説明します。
お客様がGoogleで『焼肉 kai』と当店の名前で検索したとします。
すると検索結果の右側(上図参考)に店舗情報が表示されます。(PCで検索した場合)
この表示は、検索エンジンにGoogleを利用した場合に表示されるもので、Yahoo!やsafariなどの他の検索エンジンを使用した際は表示されないためご注意下さい。
ただし、『Google』の検索エンジンのシェアは日本の場合、70%以上と非常に高く、かなりの効果が期待できます。
また、非常に目立つ場所に表示されるため、その効果はとても大きいです。
特にお店のWEBページなどを持たない店舗にとっては、お客様にお店の情報を、自分で編集し発信できるとても便利なものです。
お店の『営業時間』や『定休日』、『連絡先』、『地図』や『住所』、『写真』、『お店WEBページへのリンク』などが表示されるため、見てくださるお客様が非常に多いです。
地図に表示される
今度は店名ではなく、『門司 焼肉』、『北九州 焼肉』といった、『地域名 + 業種』で検索されたとします。
この場合、Googleでは上位に地域の地図が表示され、検索された業種のお店が地図上に表示されることが多いです。
そのため、地域のお店を探している方の集客が見込めます。
WEBページの検索結果よりも、上部に表示されるため、検索されている方の目にとまる可能性が非常に高いです。
まだ登録されていない方は、是非登録してみてください。
登録・利用は無料です。
02食べログ
グルメサイトからの集客を狙うのであれば、一番有名なサイトは、『食べログ』ではないでしょうか。
店舗側から色々と賛否両論ありますが、無視できない存在だと思います。
有料会員以外に、無料会員に登録する事で、お店の基本的な情報を掲載する事が可能です。
無料会員は有料会員に比べ、『使える機能が少ない』『優先表示されない』などの制約があるため、グルメサイトからの多くの集客を狙う際は、有料会員がおすすめです。
焼肉-kai-も初めのうちは無料会員で掲載していましたが、毎月、食べログサイトを見て連絡をくれるお客様はいらっしゃいました。
試しに、有料会員に変更したところ、集客効果がかなり上がり、月額費用に見合った集客が見込める状態が続いているため、現在も有料会員に加入しています。
無料会員であっても、アクションは必ず毎月あったため、登録されていない店舗さんは登録をおすすめします。
同じ地域にある同業種店舗の数によっても露出度は変わってくるかもしれません。
同じ地域に同業種の有料会員が多ければ、当然、食べログサイト上での露出は期待できません。
ライバル店が少なければ、無料会員であってもある程度の露出は期待できるのではないでしょうか。
また、無料会員であっても、従量課金制にはなりますが、『ネット予約』の機能を使用する事も可能です。
お店が無料会員に申込みをしていなくとも、第三者の方がお店情報を入力している場合もあるため、正しい情報が掲載されているか一度確認しておいた方が良いかもしれません。
03ぐるなび
こちらも超有名なポータルサイトです。
焼肉-kai-も無料会員登録していますが、NET予約などは設定していないため、どれ程の集客効果があるのか正確な数字はわかりませんが、ページへのアクセス数は無料会員であっても調べる事ができ、毎月数十件~数百件のアクセスはあるため、集客効果も期待できるかと思います。
登録できる情報はあまり多くありませんが、基本的な情報や、数枚の写真掲載可能です。
無料登録していると営業の電話がたまにかかってきますが、その際、情報を更新し忘れ季節外れの記載などしているとわざわざ教えてくれたりとても親切です。
先日も連絡があり、新しく無料会員もNET予約のサービスを利用できるようになったとのことです。
『従量課金制』で、ランチやディナーなどによって、NET予約一人当たりの料金が発生してしまいますが、NET予約を導入したい店舗には良いのではないでしょうか。
04Yelp(イェルプ)
まだ日本では知名度は高くないと思います。
2014年に日本でもサービスが開始された、アメリカ発のサイトのようです。
海外版の食べログと思っていただければわかり易いかもしれません。
特に訪日客を増やしたい店舗様は一度登録してみてはいかがでしょうか。
その際は、日本語でページを作るのではなく、英語でページを作ると海外の方には見やすくなるでしょう。
日本人向けにサイトを作ったとしても効果はあまり高くないかもしれません。
05Retty
ユーザー数の非常に多いグルメサイトです。
もの凄く有名ですが比較的新しいため知らない人も結構多い気がします。
FacebookやTwitterのアカウントを使って口コミ投稿されるため、口コミの信頼性は高いと思います。
自店舗を登録するというよりは、既に登録されていることが多いように思います。
焼肉-kai-の焼肉店にしては異常に多いメニューがほとんど載っておりびっくりしました。
掲載されている情報に誤りや不足があれば修正・補っておきましょう。
残念ながら、無料会員の場合はNET予約機能を利用する事はできません。
先日のGoToEatキャンペーンでは、数少ない店舗側に費用負担の無い予約サービスを提供していただき大変助けられました。
有料会員登録している『食べログ』には及びませんでしたが、『無料会員』にもかかわらず、GoToEat期間中、Retty経由での予約が数十件入り、集客効果は高いのではないでしょうか。
ネット上でお店を検索した際、Rettyのページが上位表示される事も多く、集客に期待できるのではないでしょうか。
06エキテン
食べログやぐるなび、ホットペッパーなどと比べると知名度は少し落ちますが、エキテンも有名なグルメサイトです。
同じ無料プランでも上記3つのサイトに比べるとやはりアクセス数は少ないですが、それでも毎月数十件見てくださっている方がいらっしゃるようです。
機能面においては無料掲載であってもとても充実しています。
写真やメニュー、クーポンの掲載や、口コミへの返信、近隣ライバル店のアクセス数など様々な機能があります。
登録店舗数もどんどん伸びているようで、今後に期待です。
最後に
まだまだ多くのサイトに登録しているのですが、焼肉-kai-で比較的効果が出ているサービスを今回記載しています。
ただし、掲載するからには正しい情報を載せていないとお客様にご迷惑をかける事もあるので、登録したサイトはしっかりとメモを忘れずに、変更があった際はしっかりと修正しましょう。
特に、『Googleマイビジネス』は定休日や営業時間が目立つ場所に表示されます。
普段とは営業日が異なる際や、現在流行しているコロナの影響による、時短営業や休業を行う際は、お客様に迷惑をかけないよう、更新を忘れないようにしましょう。
また、焼肉-kai-でも、自社サイトが上位表示されるよう対策を頑張っていますが、年々、グルメサイトの上位表示率が高くなってきているように思います。
どんなに魅力的な自社サイトを構築したとしても、グルメサイトが上位表示されてしまい、アクセス数が叶わない事が多いです。
グルメサイト内での自身のお店の露出頻度は有料会員の方が圧倒的に高いため、宣伝費に多くのお金をかけられない小さなお店はなかなか厳しいものがあります。
『Googleマイビジネス』のように、お店側に費用のかからない無料のサービスが今後も頑張ってくれる事に期待したいです。
また、宣伝費用にお金をかけられない店舗は、有料会員と時間をかけて戦うよりも、SNSなどを使った他の集客方法に力を入れるのも良いかもしれません。