電子申請を利用するための電子証明書を無料で取得する方法

雇用保険電子申請

はじめに

e-Taxやe-Govといった電子申請の言葉を聞いたことのある方は多いと思います。

実際に利用している方や会社はどのくらいあるのでしょうか。

社会保険や税の講習会に行くと、必ずと言って良い程、電子申請を薦める案内があるかと思います。

実際に電子申請を始めようと思って調べてもわかりにくかったので、私もこれから始めるところではありますが、どのような作業が必要なのか記事にしていきたいと思います。

電子申請とは

電子申請とは、インターネットを使って納税や雇用保険などの各種行政手続きを行うものです。

自宅や職場から行える

インターネットを使って手続きを行うため、行政機関の窓口にわざわざ出向く必要がありません。

複数個所回る手間や移動時間の無駄を省くことができますし、待ち時間もなく、時間を気にすることなく24時間手続きを行うことができます。

ミスの防止

入力チェック機能が備わっているものもあるので、記入ミスや記入漏れ、計算間違い等を防ぐことができます。

電子申請を始めるまでの流れ

①電子証明書の取得 ⇒ ②電子申告等開始届出書を提出 ⇒ ③利用者識別番号の取得 ⇒ ④初期登録

といった流れで手続きを進めていきます。

今回は電子証明書の取得に関してご説明致します。

電子証明書とは

e-Taxやe-Govなどの電子申請はインターネットを使って各種手続きを行うと先ほどご説明しました。

その際に、免許証やパスポートのような身分証明に使うのが電子証明書であり、データの真正性を保証するために必要なものが電子署名です。

様々な機関で電子証明書を発行することができますが、基本的に有料です。

そして発行する機関によっては、電子証明書の取得に結構な費用がかかります。

私もかかる費用を見て、電子申請を諦めようかと思いましたが、個人番号カード(マイナンバーカード)が電子証明書として無料で使うことができるようで手続きを進めて行きました。

個人の確定申告はもちろん、個人事業主の方もマイナンバーカードを使って電子申請を行うことができます。

そして、法人の場合もマイナンバーカードを電子証明書として使うことができます

法人の場合は、代表者のマイナンバーカードを利用するのが良いと思います。

責任者のマイナンバーカードも申請を行えば利用できるという文を公的サイトで見つけたのですが、その申請方法については一切説明がなく、また税務署に問い合わせたところ責任者のマイナンバーカードは法人の電子証明書としては使えないと言われてしまいました。

公的サイトに利用できると書いてあったため、利用できるとは思いますが、行政機関にその情報が行き届いていないようなので、手続きに手間取りそうだったため、私は社長に頼んで、マイナンバーカードを発行してもらうようにしました。

電子申請に必要なもの

電子申請を始める準備(電子証明書の取得)を進める前に、電子申請をするにあたって、必要になってくるものを把握しておきましょう。

準備できないものがあれば、電子証明書を取得しても無駄になってしまいます。

01インターネット環境

インターネットを使って手続きを行うのですから、言うまでもなくインターネットへ接続できる環境が必要です。

あまり無いかとは思いますが、職場にインターネット環境が無い場合は、役所で手続きをするしかありません。

02PC

手続きを行う際はパソコンが必要なのは言うまでもないと思いますが、サポートが終了したOSは使えないという点には注意してください。

WindowsXPやWindows7を利用されている方もまだまだ多いと思いますので気を付けてください。

その他にもPCの必要スペック等推奨環境が記載されています。

『Windowsの64bit版をご利用の場合、e-Taxソフトをご利用になれない場合があります』というあり得ない恐ろしい記載があるのがちょっと怖いです。

他にも、『Microsoft Windows(特に64ビットOS)のご利用に当たっては、ご利用の認証局から提供されるソフトウエア、電子証明書及びICカードリーダライタが対応している必要があります。』

という記載があるので、おそらくはe-Tax自体で使えないというよりは、電子証明書まわりの第三機関が発行するソフトウェアやカードリーダーに関しての問題だと思いますので、ご準備する際はお使いのPCに対応したものをご準備下さい。

最近の新しいPCの多くは64bitのものがほとんどです。

システム利用のための環境(国税庁e-Taxページ)

03ICカードリーダ

電子証明書を利用して、身分証明・データの真正性を保証すると先ほど述べましたが、電子証明はマイナンバーカードのICチップに記録された情報を使って行うため、ICチップの情報を読み込む必要があり、その読み込みにICカードリーダーが必要です。

3,000円程度で販売されていますので、お持ちでない方は購入の必要があります。

マイナンバーカードをご利用の場合、全国市区町村において、ご利用できるICカードリーダは同一ですが、適合性検証済ICカードリーダが公式に発表されていますので、対応製品をご購入されることをおすすめ致します。

マイナンバーカードに対応したICカードリーダー

04マイナンバーカード

ICカードリーダーを使ってマイナンバーカードのICチップの情報を読み取ります。

そのため、個人番号が必要というよりは、マイナンバーカードに埋め込まれているICチップが必要になるため、通知カードでは申請する事ができません

お気をつけ下さい。

マイナンバーカード発行手順

通知カードにはICチップが埋め込まれていないため、マイナンバーカードを準備する必要があります。(マイナンバーカードを電子証明書として使う場合)

そのため、通知カードしか持っていない際は、マイナンバーカードを発行する必要があります。

郵送での申請も可能ですが、今回はWEB上からの申請方法を簡単に記載したいと思います。

準備するもの

申請書ID

皆さん通知カードは送られてきていると思います。

通知カードは切り取る前は台紙に付いていたと思います。

その台紙に申請書IDが記載されていますので、マイナンバーカードの発行申請をネットで行う際は、そちらの申請書IDが必要になります。

※引っ越しをされた方は記載されている申請書IDは利用できません。

転入・転居手続の際に市区町村の窓口でお受け取りになった交付申請書に記載された申請書IDを利用してください。

顔写真ファイル

正面を向いた無背景のものなど使える写真には条件があるため、こちらで確認して正しい写真を撮影してください。

メールアドレス

メールアドレスと簡単な情報を入力して送信すると、入力したメールアドレスにメールが届きます。

その中に記載されたURLから続きの手続きを行うため、メールアドレスが必要です。

申請書ID・顔写真・メールアドレスの準備が出来たら後は簡単です。

あっけなくマイナンバーカード発行の依頼手続きが完了します。

下記リンクから手続きを行ってください。

マイナンバーカード交付申請ページ

上記発行手続きを行うとしばらくして家に通知書が届きます。

その後、役所にマイナンバーカードを取りに行く必要があります。

マイナンバーカードは、直接送られて来ないので注意してください。