店内BGMを無料で使える楽曲に変更して経費削減

無料で流せる曲

はじめに

経費削減記事の3つ目です。

今回はお店で流すBGMを有料放送から無料で流せる楽曲に変更することで、毎月の固定費の削減を目指します。

以前、店内BGMの著作権についての記事を書きました。

詳しくは記事をご覧ください。


店内BGM
店内BGM著作権は大丈夫?

私的使用の範囲を越えてBGM等を利用すると、凄い額の請求を受けるかも


その際に少しだけ触れた無料で使える楽曲を少し詳しくご紹介したいと思います。

ここでは詳しく解説しませんが、著作権料を支払わずに、無断でBGMを流すと高額な請求を受ける可能性があるため、十分注意して下さい。

有料放送のメリット

JASRACに著作権料を払ってくれる

基本的には、店舗や施設でBGMを流すには著作権料をJASRACに支払う必要があります。

店舗用の有料サービスに加入するとほとんどの場合、この著作権料を代わりに払ってもらうことができ、自分で手続きを行う必要がありません

著作権料を支払わずに音楽をかけていると、過去分まで遡って莫大な請求をされる例もありますので気を付けてください。

ほとんどの音楽を流すことができる

著作権料を払うことにより、普段の生活の中で耳にする大部分の曲を店内で流すことができます。

お店の雰囲気に合った楽曲を選べるので楽曲選びに不自由しないかと思います。

有料サービスから流れてくる楽曲はもちろん、自身で購入したCDなどの音源を流す事も可能です。

音響設備の設置

有料サービスに加入することで、スピーカーや音楽をかける機器等を手配してもらうことができる場合があります。

音源を流す本体はもちろん、スピーカーなども設置してもらえる場合があります。

スピーカーの配線等は自分で行うのは難しいため、専門家にやってもらえるのは大変助かります。

特に広い店舗などは複数台のスピーカーを設置する必要があるため、個人では簡単に設置する事ができません。

音源の提供

契約したチャンネルの曲は自由に流すことができるため、CDなどの音源を購入する必要がありません。

お店の雰囲気に合った楽曲、季節に合った楽曲などある程度の曲数を確保する必要があるため、音源を準備してもらえるのは非常に助かります。

有料放送のデメリット

唯一にして最大のデメリットは初期費用や毎月の固定費がかかることです。

焼肉-kai-ではUSENに4年間加入していましたが、契約チャンネル1つで毎月4,500円の固定費がかかっていました。

店内で流すBGMはお店の雰囲気に影響するため、無音にしたり、適当な曲を流すわけにはいきませんが、削れる経費は削るだけ儲けやすい環境ができるので、当店では解約を決めました。

当店では営業時間中、歌付の楽曲は流していませんでしたが、休憩時間やお客様のいない時間に最新の曲を聞けなくなったのだけは非常に残念です。

固定費を減らすには

有料サービスを利用している状態から、固定費を削減する方法はいくつかあります。

01直接JASRACに著作権料を支払う

固定費を減らすには、有料サービスに加入せず、直接JASRACに著作権料を支払うという方法があります。

自分で音源を入手する必要はありますが、店舗の広さが500㎡までであれば、年間6,000円程に費用を抑えることができ、好きな音楽を流すことができます。

直接支払うことで、USENからの移行ですと、年間48,000円削減することが可能です。

02他の有料サービスを使う

有線放送は、サービスも充実していますが、初期費用や毎月の固定費もそれなりにかかります。

他の有料サービスを使う事で、初期費用や毎月の固定費を安く抑える事が可能です。

有線放送は、初期工事などが必要になりますが、『アプリ』などを使用するものを選べば、工事不要ですぐに利用を開始する事ができます。

安いサービスでは1,000円を切るものもあるため、固定費を十分削減可能です。

03無料楽曲を使う

もう一つの方法は、『著作権がJASRACに属さない楽曲』かつ、商用での無料利用が許可されている楽曲を使う方法です。

前置きが長くなりましたが、今回はこのあたりを詳しくご説明したいと思います。

無料楽曲のご紹介

焼肉-kai-では、MusMus様のサイトより音楽をダウンロードして、店内BGMとして利用しています。

無料で利用することができ、商用利用も可能です。

MusMusの楽曲で出来る事

無料、商用可能

自由な使用目的

改変OK

アレンジ、演奏の自由

MusMusの楽曲で出来ない事

楽曲が主体となる使用

二次配布

店内でのBGMとしてのご利用はもちろん、YouTubeなどを開設されている店舗様は、その中のBGMとして使用する事も可能です。

お店のBGMとして利用する際は何も問題ありませんが、BGM以外の目的(楽曲が主体となる使用、二次配布など)に使用する事は禁じられていたり、コンテンツに組み込む際は著作権表示が必要など制限があるため、店内BGM以外の利用をされる方は、よく規約を読んでからご利用下さい。

無料曲に替えてみて

有料サービス(USEN)から、無料曲に替えることで、焼肉-kai-では年間54,000円の削減に成功しています。

当店は個室の落ち着いた雰囲気のお店なので、USEN加入時もJAZZを流していました。

MusMusさんもJAZZを提供してくださっているため、特に違和感なく変更できました。

また、天候の悪い日は音が乱れることが多かったUSENさんですが、ダウンロードした楽曲をかけることで、その不満も解消されました。

無料楽曲への変更デメリット

メリットは『経費削減』で言うまでも無いので、変更した際のデメリットになるであろう項目をあげていきます。

01好きな楽曲を流せない

著作権料を支払っていないため、営業時間中に好きな曲をかけることはできません。

仕込み中などに『自分が聞く範囲』で好きな曲を聴くのは問題ありません。

ただし、スタッフ全員に聞こえるようにかける際は、認められない可能性があるので注意して下さい。

02音響設備の準備

USENさんに加入していれば、音楽を流す機器を無償で借りることができますが、無料楽曲をかける場合は、当然自分で用意しなければいけません。

焼肉-kai-では、1万円程で、CD・スマホや音楽プレーヤー内の楽曲・bluetoothを利用できる機器を購入することができたので、3ヶ月ほどでペイできました。

03曲数が少ない

USENであれば、時期によって音楽が変わっていきますが、無料楽曲の場合は数も限られておりお店の雰囲気に合う曲となると数十曲程度なため、聴き飽きてしまう可能性もあります。

良く来て下さるお客様のお子さんが、BGMを覚えて口ずさんでいた時は曲数の少なさを実感しました。

また、BGMのテンポなどを工夫すると売上に影響を与えるデータもあるそうです。

経費を抑える事ができても売上が減ってしまっては意味がないので、変更する際は良く考えて、楽曲選びにも注意して下さい。

記事作成日:2016.12.22
最終更新日:2021.08.06